香港隔離日記 DAY 7-1 (2009/05/08)

昨日はかなり夜更かしとなった
就寝は午前2時30分
友人とチャット、翌日の荷造りの準備
最終日はいろいろあって忙しくなるかもしれないので遅くまで起きて用意をする
それと、最終日はできれば仮眠をとってから望みたい
ホテル移動のあと、久々の友人との外食があるからだ

とはいっても、ホテル移動・チェックインの後なので何時になるかわからない
でも約束をしているので眠たくならないように昼寝をして望む予定

朝、7時に起きる
もうちょっと寝るつもりだったがやっぱり目覚まし時計よりも早く起きる

すると、扉の下にリリースが・・・
なになに

朝食は7:30から
9:00から順番に部屋にまわっての健康診断および、証明書の発行
それから荷物を用意し16:00に各部屋の前にナンバーをつけたバックをだしておく

そのぐらいに夕食を軽食でちょっとだけ出すよー とのこと 

そっか
荷物をもった客がぞろぞろ集まると効率が悪いわな
先に荷物をバスに載せてスタンバるとのこと

封鎖解除の際には報道陣に取り囲まれる可能性があるので周辺道路を封鎖→バスを横付け→移動 となる模様
でも、到着先のホテルで囲まれる可能性もあるわな
大丈夫だろうか
やっぱり帽子は必需品であろう

朝食をとりに行くと、新しいサンドイッチと前日のパン
前日のパン・・おいておくなよ
焼き立てパンだから賞味期限は前日までだろうに
この辺があまいんだよな

集団食中毒になったらどうする

「インフルエンザの症状かも」なんて、隔離を継続するんじゃねーの??

部屋に戻ると、程なく健康診断の巡回が開始
熱を測られ、咳が出るかをたずねられ
隔離したときの書類を要求され
健康の証明書が発行される

なんだ、こんなもんか

すると、また別の来訪者
ホテルの人の様子
「これ、プレゼント」 だそうだ
なになに

・・・絶句

マグネットにボールペン
お菓子
で、ホテルから「ごめんね」の手紙

・・・こんなもの・・・わざわざ配るなよ

(あとでわかった事ですが、1年間メトロパークのホテルは半額にしますよ とのこと) 
ペンとお菓子以外は「返却袋」へ(返却袋=部屋に置いていくものを入れた袋)

さぁ、これで昼間でフリーだ
っていつもフリーみたいなもんだが

ちょっと寝ておくか・・・・

この期間中 完全に世間から切り離され社会復帰が不安だ
職場は忙しそうだし、自分はあまり動くことができなかったのでやはり体力が低下していると思われる
階段でのトレーニングも試みたが、階段にはごみが置いてありちょっと難しい
ゴミ箱をいつもいるところから遠くにおいておき、なるべく歩くようにする
できてもこんな程度か
・・不安だ
この一週間の不便をまとめてみる

・外出できず・お金を使えず・好きなものを食べられず・爪が伸びて切れない・白髪がめっちゃ増えた・常備薬を注文したにもかかわらず、飲めず・ブラックのコーヒーがない・日本の米が食べれない・日本語のテレビが見れない
など
なんかこれだけ見ると表層的だなぁ

実は今回の隔離措置、隔離中に感染者が出た場合そこから延長される可能性があった
このあと移動するホテルで感染者が見つかった場合、やはりそこから隔離措置にもなりえる

結構怖い
解放されても人がいるところでオープンエアではないところでは常にマスクをつけておこう
何があるかわからないからね

ホテルの内部の映像がYouTubeに流れていた
まぁあれだけの映像を見せられたらすごく悲惨に見えるわな
気楽にしている人ばかりじゃないのも事実
気楽にしているようでも、帰ってからが不安でしょうがない人もたくさんいるだろう

私も日に日に白髪が増えている
びっくりした
仕事のストレスよりも仕事にいけないストレスのほうが、実は効く
白髪が物語っている
ハゲに行かなくてよかったと思うべきか・・

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