香港隔離日記 DAY 1 (2009/05/02)

二日目

憂鬱な朝だ

広めの部屋にしといてよかった

昨日のことが夢だったら・・

なんて思って目覚めると、枕元にタミフル

・・・ 本当に帰れないんだな

覚悟を決めて各所に連絡

5/8の深夜まで封鎖するということは5/9には帰れるかと思い
帰りの便の変更手続き開 始

運よく便に空席があり、変更手続き完了

うぅ、外に出たい・・

で、帰国ができないということで、カード付帯の損害 保険会社に連絡

なにか出る保険はないか聞いてみると、

病気・怪我になっていないから、保険は出ません とのこと

・・・・・ なんだよぉ

まぁしょうがないか

で、勤務先の社長に電話は

訳を話すと随分驚いたご様子

こ の報道はまだ日本に届いていないようだ

会社のネットと接続ができるので、なにかがあってもとりあえず対処は
で きますので・・と なんとか了解を頂戴する

そして、昨日ペーパーで配られた食事の時間となり
ロビーに配給を取り に行くことに

そこで目にしたのが、菓子パンと豆乳パック

・・・・これって・・・・・朝ごはん・・・・・

お いしいものを食べに香港にやってきて、日本より劣る食事

とりあえずいただいて部屋に帰る

・・・・・ こんな生活が7日も続くのか・・・・・・

全館放送でレストランフロアでブリーフィングを行うから
集まってくれ
とのこと

で、ブリーフィングに行ってみる

そこには衛生局の人々と宿泊客がすでに集まっており

なにやら説明と質疑応答が始まっていく

経 緯の説明とウイルスの説明

そして質疑応答へ

そしたら、なにやら怒り心頭の宿泊客が
衛生局の人に怒鳴る怒 鳴る

メキシコ人か・・・?

(のちに「あの」韓国人と判明)

私「(お前らが悪いん じゃ!!!!)」
と心の中で叫んでみる

ま、しょうがないか

で、予告にあった昼食配布時 間

ロビーに行ってみるが、まだ準備ができていない様子

外にはびっしり の報道陣

中の人、連絡ください の張り紙

すぐに内側から目隠しが貼られます

仕方なく部屋に帰る

部屋に帰ると程なく巡回検温

衛生局「はい耳出して」

検 温 ピピッ

37.4度

衛生局「はい、じぁね すぐパスポートもってメディカルブースへ」

私 「え、・・・はい(あっちゃー、医療機関に隔離・・)」

メディカルブースで聞き取り調査

どこにいった か
だれと会ったかなど
大雑把に聞き取り

毎日三回検温して37.9まであがったら別の場所で隔離ね とつげられ解放

あー よかった 疲労の熱は出ててものどの痛みや関節・筋肉痛はない

インフルは成人後何度か経験があるので、さすがにわかるからね

で、 ロビーに昼食をとりに

・・・まだない

なんで・・??

と、いうことで昼ごはんを食べ損ねて
ひもじい思いをした二日目でした

本当ならば、この日に会う はずの友人に渡そうと持ってきた
ギンソーのカステラ・・・

あまりのひもじさに手を出してしまった・・・(m_m)

夕 食はタイ米の上に目玉焼きが2個

それに少々の肉

あんまりおいしくない・・・

ほか弁がなつかしい

からあげ弁当かマクドをくれ!!

追記
・この時携帯電話のローミングを初めて使い、通話料の高さに慄くこの次の旅行から現地でSIMを調達して使う習慣が付く
・この日はまだ食料が十分ではなく、時間もアナウンスよりも早かったり遅かったりで・・私の英語能力が高ければご飯にありつけただろうなー と今考えたら思う
・朝、領事館へ連絡 「問題なく帰れますよー」と言われてびっくりいるホテルの説明をしたら「あ、そこですか それは政府の指示に従うほかありませんね・・・」となる昨日の晩の決定だから連絡がいってなかったのだろう と思う
・欧米人中心にiPhoneユーザーを見かけるこの時私はiPod touchユーザー

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